表札を選ぶポイント
家の雰囲気にマッチしたものを
素材選びは家の外観に合わせて
色選びにもこだわりを
一般的な組み合わせは、統一感のあるコーディネート。ただし統一感を意識するあまり、周囲と馴染み過ぎないような配慮も大切。黒い色の門柱に名前を黒や茶色で記載したガラスの表札などの背景と表札の色・文字が同化する組み合わせは訪問者が見えにくい・読みにくい表札になってしまいます。離れたところからの“見え方”も意識して、表札の位置や名前がはっきりと認識できるかもチェックしましょう。
書体の選び方
表札の主役である「名前」の書体も、印象を決める要素。漢字なら読みやすい楷書や行書、アルファベットならゴシック体や筆記体などの多彩なフォントがあり、中には文字に植物や動物のモチーフを組み合わせたものもあります。
また、逆にあまり名前を知られたくない方は、あえて筆記体にして読みづらくする方もいらっしゃいます。
それぞれの素材の特徴
アクリル
【特徴】
プラスチックの一種で高い透明度をもち、耐候性・耐衝撃性に優れています。
【メリット】
軽くて強度に優れており、万が一破損してもガラスのように飛び散りません。
【デメリット】
気候風土や経年劣化により、稀に黄ばみや変色が起きる場合があります。
ガラス
【特徴】
加工の方法によって透明度や色が様々で、お洒落でキレイな表札に仕上がります。
【メリット】
色褪せなどがなく、耐久性に優れているというメリットがあります。お店によって色や形が様々で、選べるデザインの幅が広くなっています。
【デメリット】
比較的高価な製品が多く、アクリルと比較して衝撃に弱いことがデメリットです。
天然石
【特徴】
日本で最も使われている表札の素材で御影石や大理石などが使われています。
【メリット】
強度が強く、色・素材の種類が豊富。
【デメリット】
他の素材と比較して重さがあるため、取り付けの際にはしっかりと落下防止措置をする必要があります。
アルミ
【特徴】
スタイリッシュなデザインの表札が多く、モダンな雰囲気を出せるのが特徴です。
【メリット】
加工がしやすいことから自由度が高く、多種多様なデザインがあります。
【デメリット】
表面に傷がつきやすく、天然石やガラスと比較すると耐久性はやや低くなります。
ステンレス
【特徴】
スタイリッシュなデザインの表札が多く、モダンな雰囲気を出せるのが特徴です。
【メリット】
加工がしやすいことから自由度が高く、多種多様なデザインがあります。
【デメリット】
表面に傷がつきやすく、天然石やガラスと比較すると耐久性はやや低くなります。
焼き物・タイル
【特徴】
七宝焼、有田焼、備前焼等種類が豊富で、それぞれ美しい色や材質の持ち味があることが特徴です。
【メリット】
種類によって色や質感に違いがあり、お洒落で上質な表札が作れます。
【デメリット】
他の素材と比較して強度で劣る面があり、地震などで割れてしまう可能性もあります。
アイアン
【特徴】
見た目としては、壁面から少し浮いたように見えることから立体感が出て意匠性も高まります。和風でも洋風でもどんなお住まいにも比較的合わせやすいのが魅力。
【メリット】ガラスや陶器製のものに比べて耐久性が優れていてる。
【デメリット】
他の素材に比べてさびやすいので、壁や門柱などが汚れてしまう可能性がある。